オープンソースをうまく利用している会社の人に聞いた話である。

その会社ではオープンソースソフトやJavaを利用して非常に効率のよいフレームワークを作っている。
しかし、そのフレームワークが社内で定着するとそのフレームワーク内での開発のみに従事して新しい技術を貪欲に吸収するような人材が少なくなり、スマホタブレット等の新しい端末への対応が遅れたようである。
結果としてそういう端末を使うようなjavaScript等などに詳しい技術者を雇用したり養成する為の費用が増えたらしい。
話をしてくれた方は本来なら社内の人材を主として新しい技術を取得していれば既存のフレームワークを改造して新しい端末への対応もできたと考えておられるように思えた。
早めに社内で新しい端末への対応などを検討するように動かれたようだがうまくいかなかったようである。

Rmenuという業務システムフレームワークがある。
RmenuはJavaScriptJsonRuby等のスクリプトで構成されている。
新しい端末への対応が考えられた業務システムであるとともに、スクリプトであるがゆえに業務システムの基盤に必要な要素を作者の知識、経験として「さらしている」フレームワークでもある。
業務システムに携わる若い開発者たちにこそ使ってほしいと思わせる業務システムフレームワークである。

会社の中が先の話のような状態になる前にRmenuを一度使ってみれば多くのことに気づくだろうと思う。