ドイツ・ミュンヘン市、議会で「LinuxとWindowsの並立運用は困難」との声が出る

https://opensource.srad.jp/story/17/10/19/0618228/

Windowsでもいいだろうし、Linuxでもいい。MSOfficeでもいいしLibreOfficeでもいい。
Linux + MSOffice はおすすめしないけど。

 組織へのシステム導入の成否のカギは他にあるような気がする。
 以前、中小企業のデジタルデバイドを大学で調べたことがあるという学生から、各々の中小企業のコンピュータ関連の知識の差は幅がありすぎて研究対象にならなかったというような話を聞いたことがある。
 決定権のある社長がスマホの扱いもままならないような場合、システム導入は大抵失敗する。
そんな人間ほど権限委譲を嫌がるので話が進まないし、話がわかるほどの社員はそんな社長の下ではどうあがいても失敗することはわかっているのでシステム導入には参画しない。
 でも、完全に失敗とはならない場合がある、第三者的にみれば明らかに失敗だが決定権者が失敗と言わないからである。
その失敗は会社の倒産まで持ち越されることになり、最後まで失敗は確定されないのである。能力の低いオーナー社長が経営する中小企業ではありがちな話である。
 実際は誰が見ても明らかに失敗だけど。

 今の組織にとって業務システムは重要なインフラである。組織内でもっとも仕事がわかっている人間にまかせない限りまともなシステムにならず、早晩、運営に大きな影響がでることになるだろう。