CalcとEXCELは別のソフトである。

CalcをEXCELのxslxファイルを読み書きするソフトとして扱うならひどい評価になるだろう。xlsxの互換性は高くないと思っておいた方が良いし、特に罫線に点線を使用する場合は気を付けた方が良い、内部での構造が大幅に違うからである。

EXCELのように使うのは簡単なxslxファイルを見るぐらいまでにとどめておく方が良いと思う。
あくまでもCalcの標準はodsファイルなのであるから。

Calcで作成したodsファイルが最も安定しているし、私のCalcに対する評価はodsファイルでの操作が前提であるし、フォントもMSではなくてIPAのものをスタンダードに考えている。

xlsxの大量の移管にはファイル⇒ウィザード⇒ドキュメントの変換を使用した後にフォントの変更などもおこなってできるだけCalcのデフォルトのodsファイルに近づけるようにしている。

CalcはEXCELとは別のソフトであることを尊重しodsファイルを使用してこそ、本来のCalcの評価ができると思うのである。

LibreOfficeのバージョンを揃えてWindowsLinuxでCalcを使用してpythonでマクロを書く場合、import osをした上でos.path.expanduser('~')と書けばWindowsではC:Users\userを指し、Linuxでは/home/userを指す。その下にCalc用のフォルダを作って使用すればパスの表記の際に/で区切ってもWindowsでは\として扱ってくれるようになっているので共用のマクロを書くことも簡単である。

いろんなパソコンにLibreOfficeを入れてファイルやマクロが共用できてソフト代もかからないのだから使わない手はないと思う。

このような使い方をするようになってからのCalcへの私の評価は非常に高いのである。